【レビュー】映画 幼子われらに生まれ
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当分昔に原作を読んだことがあるという記憶はありましたが、ストーリーは何となくこんな感じだったかなというぐらいしか覚えていませんでした。
印象的な題名で、重松清の作品がまた一つ映画化されたとだけ思っていたのですが、予告を観ると、本編を観てみたくなりました。
原作を書いたのは21年前でした。でも、映画は「いま」の物語になっていました。 それが原作者としてなによりうれしい。最高の勲章です。 三島監督はじめ、スタッフ、キャストの皆さん、ありがとうございました。
ボクの周りにも何組かおられますが、子連れ再婚の難しさを理解しました。
今のボクは主人公と同じ年頃なので、ボクにもそういった人生の可能性もあったのかと思いました。
奥さんの女の連れ子との距離感は、いくつになっても、何年経っても微妙なのかと思いましたが、ボクだったらどうするか考えさせられました。
浅野忠信は、「沈黙」、「淵に立つ」、以来でしたが、田中麗奈を久しぶりに見ました。
工藤官九郎が演じる沢田がよかったです。
ボクはどちらかというと沢田タイプなのかなとも思いました。