カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

【レビュー】映画 永い言い訳

[caption id="attachment_863" align="alignnone" width="620"] http://www.daddo.jp/?p=32635[/caption]

 

起承転結のはっきりしたストーリーも面白いのですが、やはりボクは人々の一場面をくり抜くような邦画が好きなのだと確信しました。

今のボクにとっても、妻が突然死ぬということは考えたくもないし、もし死んだら、当分は引きずって生きていくのだと思います。ボクは大宮陽一と同じだと思いました。

 

衣笠幸夫の、子供たちのお手伝いを自分が行うと陽一に申し出た感情も理解できました。

幸夫は、妻に対するうしろめたい気持ちと、誰かに必要とされたい気持ちをもって進んでいきますが、陽一家族との交流は、つまりは妻への懺悔であると同時に、単純に自分がそうしたいからという感情のみを持っての行動だと思いました。

もしかしたらボクは幸夫とも同じなのかもしれないと思いました。

 

https://www.youtube.com/watch?v=r89LdHXDuPo

 

人は身近で大切な人を失っても生きていかなければならず、結局は孤独なのだと理解すればするほど、人と繋がりたくなるかと感じました。

生きていれば、いろんなことがあり、それを一つ一つ丁寧に乗り越えることで気持ちが整理され、消化されていくのだと思いました。

 

大宮真平の、「父さんみたいになりたくない!」という言葉は、かつて中学生のボクが、自分の父親に吐いた言葉でもあり、また、今中学生の息子に吐かれた言葉でもあり、心に染み渡り、それでも繋がって自分の生き様を見せるしかないという今のボクと、当時の親父がリンクして呆然としてしまいました。

 

 

 

 

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