カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち 石井光太

ボクも本書を読む前から、子供に対する暴力は遺伝するのだと思っていました。

ボクは子供に手をあげたことは一度もありません。それはボク自身が親に手をあげられたことがないため、子供を叩くという発想にいたらないのだと思います。
それは、両親が、さらにそれぞれの両親から手をあげられなかったということなのだと思います。


逆に荒れた家庭環境で育てば、自分の子供たちにも、ついついそうしてしまうのだと思いました。
自分が嫌で仕方なかった家庭環境のはずなのに、何故かそうしてしまうという心理には、どん底を知っているから、言うことを聞かない子供に対しての対応に暴力という選択肢が自然と選ばれるのだと思いました。

 

暴力によるしつけで育てられた子供は、大人になってからの親との良好な関係が気づけないのではないかと感じました。親はいつまでも変わりませんが、子供は成長するに従って親を受け入れようとしても暴力の記憶が蘇り、受け入れられず、親との距離感に戸惑うのではないかと感じました。

 

ボクには理解できない心理が多く含まれ、ボク自身再考する必要があると感じさせられる本でした。

 

「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち

「鬼畜」の家:わが子を殺す親たち