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映画 湯を沸かすほどの熱い愛 中野量太

自分がいなくては家族が回らないと思っている間は、なんの疑いもなく、家族への責任を感じつつ生活をしていきますが、自分の余命が数ヶ月だとわかった時点で、ボクは家族に何ができるのだろうか考えさせられました。

 

自分が死んだ後、残された家族の生活を考えれば考えるほど、自分がいなくても、家族が回る状態にしなければなりません。

 

家族への愛が深いほど、それは自分の存在を消していく作業となり、自分がいなくても家族は回ると確信した時、それは安心と同時に、自分はいなくても良いのだという寂しさもあるのだと、生きたいと思うのだと思いました。
 

熱い人はかっこ悪いのかもしれませんが、その熱量は確実に他人にも伝わるのだと思いました。熱さはわかりやすい言動に表すよりも、グツグツと内に秘めている方がより熱いのだとも思いました。

 

映画館での上映を観逃してから、DVD発売をずっと待って、観たくて観たくてたまらなかった映画です。
前半、ストーリーとしての展開がテンポよく進み、同時に伏線が張られていきますが、後半、伏線が回収されるとともに、予想を裏切られる展開に泣けました。
中一娘と観ましたが、2回目は内容がより理解できて、号泣でした。

 

 

湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [DVD]

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