カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

映画 淵に立つ 深田晃司

何年もくすぶる怒りや、一気に燃え上がったり、絶望を感じてある瞬間プツンと切れる感情が表現されていました。

丁寧に設定され、撮影されており、役者の演技も素晴らしく、予想以上に引き込まれる映画でした。

利雄夫婦は、何があったのか知りたいために八坂を追いかけますが、見つけてもどうするかということはわからない、見つからないなら諦めるのか、という葛藤に迫られていきます。

ボクにも中学生の息子娘がいますので、親としての感情は理解できるものでした。

やはり、エンターテイメントは、爆発したり、疾走するストーリーも良いですが、人の内側、特に追い詰められた時の感情を、表情やしぐさで表現できるところに映画の良さがあるのだと思いました。いくつかの設定や演出にはじめ違和感を感じましたが、後半一気に合点がいきました。

 

監督の自作が楽しみだと思う映画でした。

 

淵に立つ(通常版)[DVD]

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