カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

死にたくなったら電話して 李龍徳

腑に落ちないのですが面白く読めました。


人は他人にどれだけ影響を与えることができるのかという点で、結果的に影響を受ける側の心の持ちようだとも感じました。


何年一緒にいても分かり合えない仲もあれば、初美が徳山に感じたように会った瞬間からシンクロする仲もありますが、当初の警戒心が強いほど警戒心がほぐれた時の反動は強く、それは洗脳や宗教にも利用され得る手法だとも感じました。


他人同士の思考が同調していく過程には、共通の欲求が必要でもあり、それが死という点が文学的でもあり、個人的にはモヤモヤ感が残った部分でもありました。

 

死にたくなったら電話して

死にたくなったら電話して