カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

漁港の肉子ちゃん 西加奈子

他人への無償の愛情は本当にあるのではないかと思える小説でした。
ガサツとも言える肉子の言動に、逆に感動させられるのは、そこには純粋さしかないからと思いました。


人に感動を与えたり、他人を動かすには、一見すると可笑しくも見える純粋さが必要だと思いました。


一方、利己的に合理的に考えててしまうキクリンやボクみたいな凡人は、人に感動を与える側ではないと思いますが、肉子を理解するという意味では、必ず肉子の周囲には必要な人間でもあり、そういった意味からも、肉子もキクりんも幸せなのだと思いました。


久々に一気読みしました。

 

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)

漁港の肉子ちゃん (幻冬舎文庫)