カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

神の島 沖ノ島 藤原新也 安部龍太郎

写真に力があるとすれば、専門家よりも専門知識のない一般人の方が単純に何かを感じられるのだと思います。心を揺さぶられる写真には、被写体や撮影テクニックだけでは伝わらないものが込められているような気がします。 
そういう意味では、高名な写真家の信念はそれほど複雑なものではないように感じられます。 

本書は、沖ノ島を巡る藤原新也氏の写真と安部龍太郎氏の短編が収められています。 

圧倒的な歴史を前にすると、興味以上に恐怖を感じるのは、そこに確かな人の想いががあるからだと思いました。また、己の小ささを感じ、歴史に潰される感覚からの恐怖とも感じました。

 

神の島 沖ノ島

神の島 沖ノ島