カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

敗者復活 藤田宣永

ボクが二十代前半頃の夢は、古本屋とバッティングセンターの経営でした。

 

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当時、ボクが理想のモデルとした、お気に入りのバッティングセンターにはマンションが建って久しくなりました。 


結局、古本屋にしてもバッティングセンターにしても、そこが当時のボクの好きな場所でしかなく、代わりの場所は今でもありません。 

本書のバッティングセンターはボクが好きかもしれないバッティングセンターでした。 

バッティングセンターでのバッティングの極意は、当たるか当たらないかとか、機械に勝ったとかという次元ではなく、バッティングそのものの感触を味わい、自分自身の最高のスイングを追求する修練でもあり、また、その時代遅れな建物や雰囲気のわびさびを楽しみ、それを理解する紳士達との交流の場で、本来は大人のスポーツですので、暴走族や打席を占領する奴らには出入りして欲しくないと思いました。

 

敗者復活 (徳間文庫)

敗者復活 (徳間文庫)