カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

父を葬る 高山文彦

読了後に感じるやるせなさは、高千穂文化でボクも生きていたからだと思いました。

父親の闘病と母の看病、先祖、家族、自分がすべて高千穂の世界から一人称で語られています。ただの闘病記ではなく、高千穂の真実や苦しみの歴史が詰まっています。

会話の語尾に含まれる、高千穂方言独特のニュアンスも伝わってくる高山氏の文体には、焼酎の匂いすら感じられ、無性に帰りたくなってきます。

 

父を葬(おく)る

父を葬(おく)る