カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

雀蜂 貴志祐介

スズメバチ対人間の格闘ですが、スズメバチの恐怖は、その攻撃に躊躇がないというところだと感じました。 


それは、第二次世界大戦中の日本の特攻の様で、我が身を抛つ攻撃には、恐怖が先行してしまい、優位的な状況でも自らそれを崩壊させてしまうという心理が面白かったです。 


しかしただのスズメバチ対人間の話に終わらなかった点は、やはり貴志祐介であって、終盤夢子の登場あたりからはミステリーとしても面白く読めました。

 

ボク的にはいくつかの謎は残りましたが、それらも複線として散りばめられており、ボクが気づかないということだけなのでしょう。

 

雀蜂 (角川ホラー文庫)

雀蜂 (角川ホラー文庫)