カイコタンの読書ブログ

読書したり映画を観て感じたことをつづっていきます。

【レビュー】映画 アウトレイジ

今話題のアウトレイジシリーズを観てなかったので、まず一作目を観ました。

 

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人の原始的な組織の根本は、言うまでもなく弱肉強食ですが、ヤクザの世界は特に強いものが上に立つ、というとてもシンプルな組織だと思います。

強いものが上に立ち、その地位を少しでも拡大し、継続させようと画策するのは、昔の戦国時代から変わらないのだと思いました。

 

ボクは、アウトレイジを観ながら、アウトレイジのストーリーからは逸脱しますが、明治維新を思い浮かべました。

 

ヤクザにおける直参は江戸時代における親藩譜代大名と捉え、その下の組織は家来、外郭団体、チンピラとみていったとき、ふと、明治維新への疑問を感じました。

最下層のチンピラ(アウトレイジでいう冒頭の客引き)程度であるはずの坂本龍馬が、何故、直参の親分(親藩譜代大名)と渡りあうことができたのか、ということです。

 

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アウトレイジではありえない跳び越え方を、明治維新では行なったということになるのではないかと思いました。明治維新の登場人物のほとんどは、いわゆる半グレや外郭団体のチンピラで、明治維新とは、その半グレやチンピラたちが、ヤクザの大組織である山王会を乗っ取ったということになるのではないかという考えに至り、身震いしました。

 

坂本龍馬のすごいところは、元々はただのチンピラに過ぎませんが、山王会と半グレ組織の間を取りもったということです。

 

しかし、アウトレイジを観る限りでは、結局チンピラはチンピラに過ぎず、利用されるだけです。同じチンピラであるはずの坂本龍馬が何故、歴史に名を刻むほどの活躍をしたのか考えたとき、やはり後ろ盾の存在は欠かせないと思いました。

後ろ盾がなければ、客引きのように簡単に消されますが、警察のような後ろ盾があれば、簡単には消されないということです。

 

強力な後ろ盾があったからこそ、ヤクザ(徳川幕府)と半グレ集団(明治維新の登場人物たち)の間に入っていけたのだと確信しました。

では、その後ろ盾とは、なんなのか、ヤクザも半グレ集団も一目置くような存在でなければなりません。薩摩も長州も半グレでしかないとすれば、やはり警察(イギリス)なのだと確信しました。

フリーメイソンとか、ロスチャイルドとかまではわかりませんが、チンピラ坂本龍馬は、グラバーを通したイギリスの後ろ盾があったとしか考えられません。

だから、ヤクザと半グレ集団の間に入っていけたとだと思いました。

そして、アウトレイジでは、どんどん人が死んでいきます。

 

アウトレイジ的視点で見れば、坂本龍馬も利用されるだけ利用されて死ぬのですが、ここでは、坂本龍馬を誰が殺したのかということを考えてみたいと思います。

可能性としては、ヤクザ(徳川幕府)、半グレ集団(薩摩、長州)、警察(イギリス)がありますが、どの立場からもただのチンピラは、邪魔になったら簡単に消すのだと思います。

ただ、それぞれの思惑からすれば、利用するだけ利用したいという立場の(徳川幕府)と半グレ(薩摩、長州)が殺す可能性よりも、多くのことを知り過ぎたということでイギリスが龍馬を消したと考える方がスムーズだと思いました。

しかし、イギリスが実際に手を下すわけではなく、結局は、ヤクザか半グレを使ったと思うのですが、アウトレイジ的視点で見れば、どちらも考えられると思いました。

 

イギリス(警察)が、ヤクザ(徳川幕府)と半グレ(薩摩、長州)のどちらをつかってチンピラ(坂本龍馬)を消したのかという点については、勉強不足なので、もう少し見識を深めて考えていきたいと思います。

引き続き、アウトレイジビヨンドを観てみたいと思います。