カイコタンの読書ブログ

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【レビュー】花渡る海 吉村昭

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人は置かれた環境の中でベストを尽くそうとするのが自然な姿なのだと思いました。

言い換えれば、人は、どのような環境に置かれるかは運でしかありませんが、その中でベストを尽くそうとする遺伝子をもった個体だけが生き残ってきたのだと思いますし、これからも淘汰は続くのだと思います。

最後は運が影響しますが、あくまでベストを尽くさなければならないのだと思いました。

 

久蔵が漂流してロシアで過ごした期間は数年であっても、その激動を生き抜いたということが尊いのだと思いました。

 

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久蔵が川尻に戻ってからの半生はまた大変なことだったのでしょうが、ボクは久蔵の心理を考えなければならないと思いました。

何か大きなことを成し遂げても、それは人生の長さからみたらほんのわずかで、実はその後、それ以外の時間の方が圧倒的に長いはずなのに、ボクらはそれらをみようとしないのだと思いました。

 

やはりボクは吉村昭の文体が読みやすいと感じ、司馬とはまた違った読了感に惹かれるのだと思いました。

 

 

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